~森川海研成果報告会 先住権って何? ー先住民族の権利を見える化するー ~
「森川海のアイヌ先住権を見える化するプロジェクト」では、各地のアイヌ民族が、森・川・海でどのような物語をつむいできたか、どんな祭礼を営んできたか、その他さまざまなエピソードを掘り起こし「見える化」をしてきました。プロジェクト3年間のまとめ、そして4年目の新たなスタートに向けて、成果報告を琉球にて開催いたします。
報告会開催にあたり ご挨拶 森川海プロジェクト代表 八重樫志仁さん (一部抜粋)
「アイヌと琉球は、同士です。遺骨や言葉のように、共通する困難もあります。アイヌは、150年以上戦っています。アイヌは、勝つまで戦います。アイヌに、負けはないのです。それは、琉球も同じではないでしょうか。国家は、過ちを犯します。国が間違っていたら、どうしたら良いですか? 私たちは、国際社会に訴えます。私たちは、国内法では戦えないのです。私は、私たちの武器は、今は「先住民族の権利に関する国際連合宣言」(UNDRIP)だと考えています。私たちの同士は、世界中にいます。同士よ、アヌタリ(同胞)よ。ともに集い、戦いましょう。」
プログラム
第一部
「鮭の講演会」平田剛士 (北海道滝川市在住の和人入植者 / フリーランス記者)
第二部
「森川海研 聴き取り調査報告」井上千晴 (アイヌ / 森川海研 副代表)
第三部
「アイヌ料理試食会」 料理指導 堀悦子 (アイヌ)、弓野恵子 (アイヌ)
第四部
パネルディスカッション 「アイヌ民族と琉球民族の新たなつながりづくり」
<登壇者>
八重樫志仁 (アイヌ)、井上千晴(アイヌ)、仲村涼子(琉球民族)、祖慶真行(琉球民族)、又吉莉奈(琉球民族)
<進行>
永井文也 (市民外交センター)
お近くにお住いの方は、ぜひご参加ください!心よりお待ちしております。
(八重樫さんの挨拶内にあった「先住民族の権利に関する国際連合宣言(UNDRIP)」。読まれたことがある方、既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、ポスターに前文の一部が記載されています。ぜひ探してみてください👀)
本報告会に関するお問い合わせ先:さっぽろ自由学校「遊」syu@sapporoyu.org(担当:小泉)