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北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
北海道ウタリ協会 1992年7月 第10会期・先住民に関する国連作業部会に対する声明
【】 我々が敬愛するダイス議長さん 親愛なる世界の先住民族のみなさん 私達、アイヌ民族が、今回もこの様にして国連作業部会の場に出席し、私達の活動状況を御報告できる機会を得ましたことに深い喜びの気持ちで一杯です。 今、世界各地で、差別、抑圧な... -
北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
北海道ウタリ協会 1991年7月 北海道大学アイヌ納骨堂に係る経過報告
昭和8年日本学術振興会学術部に、「アイヌの医学的研究」を行う目的で第8小委員会が設置される。 第8小委員会の研究分野のうち解剖学担当の委員として、北海道大学医学部教授山崎春雄と児玉作左衛門の両氏が就任した。 昭和9年から同13年にかけて、両教授... -
北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
北海道ウタリ協会 1991年7月 先住民の権利に関する基準設定声明
世界の各国の先住民族のなかで、基本的人権が抑圧され、自己の所有する土地を国家の主権のもとに収奪され民族破滅の危機にある人達の権利を守るということを考慮にいれて先住民族の要望を受け入れるあらゆる可能な限りの権利設定を討議し、国連作業部会は... -
北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
北海道ウタリ協会 1991年7月 第9会期・先住民に関する国連作業部会に対する声明
【】 我々が敬愛するダエス議長さん 親愛なる世界の先住民族の皆さん 今、世界各地で、抑圧・差別、侵略からの自由を求めて戦っておられる先住民族の方々に対し心から敬意を表しますとともに、平等と不差別の確立のために努力されているダエス議長ほか人権... -
北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
北海道ウタリ協会 1990年7月 第8会期・先住民に関する国連作業部会に対する声明
アイヌ民族が先住民に関する国連作業部会の場に出席させていただいてから今年で4回目になります。 この間、ダエス議長をはじめ世界各国の先住民族の方々から、アイヌ民族に対して深いご理解とご支援をいただき厚く感謝申し上げます。 また、今、世界各地で... -
北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
北海道ウタリ協会 1989年7月 第7会期・先住民に関する国連作業部会に対する声明
【】 先住民に関する国連作業部会が今年で第7会期を迎え、「先住民族の権利に関する世界宣言」に向けて、世界の全ての先住民族の権利が保証されるために検討され、成果を上げられることを心から祈念するものであります。 ILO総会において採択された第107号... -
北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
北海道ウタリ協会 1989年8月 先住民の権利に関する基準設定
【】 私たちアイヌ民族は、この草案が、いま日本国におかれているアイヌ民族の立場からみて、十分な適用内容と権威を備えていくために、1988年7月の先住民族代表準備会議によって作成された54条項から成る宣言草案によって表明されている先住民族の願望が... -
北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
北海道ウタリ協会 1988年6月 第75回ILO総会「第6議題:原住民及び種族民条約(第107号)の一部改正」に対する声明
【】 日本政府は、1987年5月ILOより送付されてきた第75回ILO総会第6議題(1957年独立国における原住民並びに他の種族民及び半種族民の保護及び同化に関する条約(第107号)の一部改正)に係る報告書Ⅰを受理し、その中の80項目にわたる質問に対し同年12月に... -
北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
北海道ウタリ協会 1988年8月 第6会期・先住民に関する国連作業部会に対する声明
アイヌ民族の少数者・先住民族としての今日の人権状況は、次の6つの特徴を持っており日本政府は、これらの事実に照らして善処するべきである。 同化政策のみが、唯一かつ一貫して日本政府がとってきたアイヌ民族政策の基本理念であり、民族自決を前提にし... -
北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
社団法人北海道ウタリ協会 1987年8月 第5会期・先住民に関する国連作業部会に対する声明
アイヌ民族は、かつて日本の本州北部、北海道、樺太(サハリン)南部、千島列島に居住し、自然と一体化した独自の宗教、文化を有し、主に狩猟、漁撈、採集によって生活していた北方自然民族なのである。 アイヌとは、アイヌ語で「人間」を意味し、アイヌは...