・『武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別』
藤田早苗 著 2022年 集英社新書
人権に関しての本は専門用語が多くて難しい…という印象があったのですが、この新書は非常にわかりやすく書かれていて、身近な例が挙げられているので、自分の身に置き換えて考えられることが出来るおすすめの1冊です!日本の人権教育では、いわゆる「優しさ、思いやりアプローチ」が強調されているとの指摘がありました(pp.16~17)。この感覚が浸透してしまうこと(浸透し始めていること)に危機感を感じずにはいられません。(双木麻琴)
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