2024年– date –
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北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
北海道ウタリ協会 1989年8月 先住民の権利に関する基準設定
【】 私たちアイヌ民族は、この草案が、いま日本国におかれているアイヌ民族の立場からみて、十分な適用内容と権威を備えていくために、1988年7月の先住民族代表準備会議によって作成された54条項から成る宣言草案によって表明されている先住民族の願望が... -
北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
北海道ウタリ協会 1988年6月 第75回ILO総会「第6議題:原住民及び種族民条約(第107号)の一部改正」に対する声明
【】 日本政府は、1987年5月ILOより送付されてきた第75回ILO総会第6議題(1957年独立国における原住民並びに他の種族民及び半種族民の保護及び同化に関する条約(第107号)の一部改正)に係る報告書Ⅰを受理し、その中の80項目にわたる質問に対し同年12月に... -
北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
北海道ウタリ協会 1988年8月 第6会期・先住民に関する国連作業部会に対する声明
アイヌ民族の少数者・先住民族としての今日の人権状況は、次の6つの特徴を持っており日本政府は、これらの事実に照らして善処するべきである。 同化政策のみが、唯一かつ一貫して日本政府がとってきたアイヌ民族政策の基本理念であり、民族自決を前提にし... -
北海道ウタリ協会の20世紀末の国際活動
社団法人北海道ウタリ協会 1987年8月 第5会期・先住民に関する国連作業部会に対する声明
アイヌ民族は、かつて日本の本州北部、北海道、樺太(サハリン)南部、千島列島に居住し、自然と一体化した独自の宗教、文化を有し、主に狩猟、漁撈、採集によって生活していた北方自然民族なのである。 アイヌとは、アイヌ語で「人間」を意味し、アイヌは... -
エッセイ
ヤウンモシㇼ(北海道島)の森林とアイヌ民族の資源権─国有林・御料林による資源収奪と森林鉄道の役割─
上村 英明 森・川・海アイヌ先住権研究プロジェクト代表/市民外交センター 『恵泉女学園大学紀要』第34・35号合併号(2024年2月)に掲載された論文を大学の許可を得て本サイトでもご紹介します。 詳細・PDF(恵泉女学園大学リボジトリ) 【はじめに:「... -
地図
1899年の三石郡
北海道廳殖民部『北海道殖民状況報文 日高國』(1899)から、三石郡のパートを抜粋して、現代文に書きくだしてご紹介します。〈〉内は原文の引用(漢字は常用漢字に置き換えている場合があります)、()内は難読漢字のよみ、現代語訳者の補足、説明など... -
地図
1899年の静内郡
北海道廳殖民部『北海道殖民状況報文 日高國』(1899)から、静内郡のパート(p120〜p144)を、現代文に書きくだしてご紹介します。先住民族アイヌの人名は、すでに広く知られている人を除き、姓を■マークで伏せています。アイヌに対する差別的・人種主義... -
地図
1899年の新冠郡
北海道廳殖民部『北海道殖民状況報文 日高國』(1899)から、新冠郡のパートを抜粋して、現代文に書きくだしてご紹介します。先住民族アイヌの人名は、すでに広く知られている人を除き、姓を■マークで伏せています。アイヌに対して差別的・侮蔑的な表現が... -
地図
地図と語りで知るキムンカムイ/エゾヒグマ
1988年から2009年まで、21年間にわたって発行された「二風谷アイヌ語教室」広報紙。全89号の中には、地元で生まれ育ったフチやエカシたちが語った森・川・海にまつわる思い出や伝承がたくさん記録されています。キムンカムイ(エゾヒグマ)にフォーカスし... -
地図
地図と語りで知るカムイチェㇷ゚/サケ
1988年から2009年まで、21年間にわたって発行された「二風谷アイヌ語教室」広報紙。全89号の中には、地元で生まれ育ったフチやエカシたちが語った森・川・海にまつわる思い出や伝承がたくさん記録されています。カムイチェㇷ゚(サケ)にフォーカスした地...