たたかいの歴史– category –
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「ビジネスと人権」作業部会訪日調査報告書とアイヌ民族の権利
外国人人権法連絡会「2025年版 日本における外国人・民族的マイノリティ人権白書」から 小泉雅弘 NPO法人さっぽろ自由学校「遊」 訪日調査の最終報告書 国連「ビジネスと人権」作業部会による訪日調査は、2023年7月24日から8月4日までに行なわれ、その... -
「国連ビジネスと人権の作業部会訪日調査最終報告書に対する日本政府のコメント」(2024年)から
「ビジネスと人権の作業部会」が国連・人権理事会に提出した訪日調査最終報告書(文書番号A/HRC/56/55/Add.1 )に対し、日本政府は2024年5月24日、同理事会にコメント(文書番号A/HRC/56/55/Add.2)を提出しました。 このうちアイヌ民族にかかわるパートの... -
国連ビジネスと人権の作業部会「訪日調査最終報告書」(2024年)から
国連・人権理事会に属する「ビジネスと人権の作業部会」は2024年8月1日、作業部会の専門家チームが前年夏に実施した訪日調査の最終報告書(文書番号A/HRC/56/55/Add.1 )を同理事会に提出しました。 「ヒューマンライツ・ナウ」と「ビジネスと人権リソース... -
「ビジネスと人権に関する指導原則」(2011年、UNGPs)から
国際連合第17会期の人権理事会は2011年3月21日、「ビジネスと人権に関する指導原則:国際連合「保護、尊重及び救済」枠組実施のために」と題する文書を採択しました(A/HRC/17/31)。 この文書は、2006年から国連で「人権と多国籍企業及びその他の企業の問... -
国連ビジネスと人権の作業部会「訪日調査ミッション終了ステートメント」(2023年)から
2023年夏、国連・人権理事会に属する「ビジネスと人権の作業部会」議長のダミロラ・オラウィ(Damilola Olawuyi)氏、委員のピチャモン・イェオパントン(Pichamon Yeophantong)氏ら専門家チームが、調査のために日本を訪れました。人権理事会が採択した... -
教科書の中のアイヌ民族と朝鮮
文献名教科書の中のアイヌ民族と朝鮮 自由学校「遊」ブックレット2文献名よみきょうかしょのなかのあいぬみんぞくとちょうせん じゆうがっこう「ゆう」ぶっくれっと2著者名林炳澤/竹ヶ原幸朗著者名よみイム・ピョンテク/たけがはらゆきお編者名自由... -
ただいま進行中!「アイヌモシㇼ170年の歴史年表」
「アイヌモシㇼ170年の歴史年表」づくりに携わったプロジェクトメンバー、平田剛士と七座有香が、年表づくりを通して感じたことや得た学びをふりかえり、ご報告します。 アイヌモシㇼ170年の歴史年表 【「完璧な年表」はありえない 平田剛士(フリーラン... -
オホーツクの海・川・森から先住権回復をめざす 畠山敏エカシ(紋別アイヌ協会会長)インタビュー
畠山敏(はたけやま・さとし)さん 1941年、北海道紋別市生まれ。漁業経営。紋別アイヌ協会会長。2019年秋、自らの先住権を主張し、地元の藻別川であえて法定手続きを取らずにサケなどを捕獲したところ、密漁容疑で書類送検される。翌年6月、不起訴決定。... -
世界先住民族会議 アイヌの代表によるアイヌモシリ(北海道)宣言
本稿は1989年8月の「世界先住民族会議」最終日、会場となった釧路湿原で採択された決議の全文です。 「歴史を担って未来へ向かう/世界先住民族会議記録集」(1989年)とは 1989年8月14日 世界先住民族会議を組織し、そこに代表として出席したわたしたち... -
今こそ国としての政策確立を-アイヌからの報告 小川早苗・川村兼一・小川隆吉・横山むつみ
本稿は1989年8月8日、「世界先住民族会議」2日目「今こそ国としての政策確立を-アイヌからの報告」(札幌市・北海道自治労会館)における4名のスピーチの記録です。 小川早苗 札幌在住。ウタリ協会札幌支部副部長 川村兼一 旭川在住。近文川村カネ...