AINU TODAY https://ainutoday.com/ja/
世界の先住民コミュニティの中で育ってきたアイヌの研究者であり、権利活動者であり、パフォーマーでもある鵜澤加那子さんが2021年に設立。今を生きるアイヌの人々と文化を紹介することを目的とするオンライン・プラットフォーム。
アイヌ力(ぢから) https://www.ainugaku.com/
アイヌの活動家である宇梶静江さんが2021年に白老に交流拠点として開設した「アイヌ学舎 シマフクロウの家」を運営する一般社団法人。定期的に勉強会や講演会を開いている。
ラポロアイヌネイション https://raporo-ainu-nation.com/
北海道十勝郡浦幌町内に居住・就業するアイヌで構成される団体。2014年から浦幌アイヌ協会(現ラポロアイヌネイション)は、奪われた先祖の遺骨返還を求めて北海道大学等を順次提訴し、裁判和解にもとづき返還された合計102体の遺骨を浦幌町の墓地に再埋葬。2017年には北米サーモンピープルを訪ね、先住権と彼らの漁獲権をめぐる闘いについて学ぶ。2020年にラポロアイヌネイションと改称、国と道に対し先住権確認訴訟を起こし、市民による支援に支えられて継続中。
アイヌ政策検討市民会議 https://ainupolicy.jimdofree.com/
2016年にに発足した会。アイヌ政策から直接影響を受けるアイヌはもとより、アイヌ政策に懸念をもつ国内外の研究者、教育者、ジャーナリスト、芸術家、社会活動家、政治家、学生や市民らが集まり、現状のアイヌ政策について開かれた場で批判的に検討してきた。明らかになった問題点を広く市民社会と共有し、日本のアイヌ政策を、現状の国や北海道主導から、当事者アイヌの自決権に基づくものへと転換するための基盤、すなわち代替策をつくり、日本政府や国連人権監視委員会など国内外の関係諸機関に提示することを目指している。
NPO法人さっぽろ自由学校「遊」 https://sapporoyu.org/
1990年に設立された団体。「市民がつくる、市民のための学びの場」をキーワードに、市民講座・イベント・ツアー等を開催しているほか、政策提言活動やネットワーク活動などを行っている。アイヌの権利や文化に関する活動にも取り組んでいる。
市民外交センター http://shimingaikou.org/
1982年に設立されたNGO。当初は、国際社会に向けて「平和」という広い分野の中で最も声を挙げられない人たちの声を発信し、それを結びつけていこうという合意の下に活動を開始。現在は人権問題、特に先住民族の権利問題に取り組んでいる。
北大開示文書研究会 https://www.kaijiken.sakura.ne.jp/
小川隆吉エカシが、2008年に北海道大学から開示を受けた多数の文書を精査して、アイヌ墓地「発掘」の真実を明らかにすることを目的に発足した会。アイヌの遺骨返還・再埋葬の活動の支援や、先住権としてのサケ捕獲権をはじめとする自然資源に対するアイヌの権限の獲得のための活動や訴訟への支援を行っている。